日記

 久々に聴いたペニシリンの『99番目の夜』のキーボード音のチープさに驚いたことぐらいがここ最近の特筆すべきことです。そして夏場に3日風呂に入らないと、汗ではない皮脂や脂質といったものが身体全体を薄い膜のように多い、ヌルヌルベットリとした感覚が風呂に入るまで拭えない、風呂で身体を洗っても、餃子を包む手伝いをした後のようにゴシゴシやらないと洗い流せない。そんな感覚をこれからも味わっていくのかと思うと本当今の会社というか人間やめたくなります。3日ぶりに家に帰れたらと思えば、まさか23歳まであと数ヶ月というところで親にオナニーを見られてこれまた人間をやめたくなるし泣きたくなるし。まあそんな感じ。

日記

 某コミケに半ば義務的に足を運び、仕事を終わらせ、サークルブースを見て歩くも、最早終了間近の為、さして気の惹かれる同人誌を見つけられず、されど折角ここまで来たのだから何か買わねば、という焦燥感から『メゾン・ド・ペンギン』の同人本を300円で購入してしまうという今思えばこれほど愚行とは思えぬ愚行をしてビッグサイトを後にした。企業ブースで大学の後輩に遭遇し、きっと彼は大物か新宿の公園で暮らすかのどちらかになるだろうと感慨深くその後ろ姿を見送るなんてハプニングもあったけど、それはやはりコミケならではの何やらなのだろう。知らないけど。
 その後は、ちょっとしたお知り合いの方が出演するというライブを観に、新宿へと向かった。まずはボーカル・ギター・ドラムの良い意味でキングブラザーズ的編成のバンド、その後は良い意味でジッタリンジン的編成のバンド、更にコタニキンヤ的奏法で、空手バカボン的であり、UNDERGROUND SARCHLIGHT収録の『埼玉ゴズニーランド』的世界観のパフォーマーのパフォーマンス(というかゴキブリコンビナートのメンバーらしい)に痺れ、ペニシリン的編成のバンドの演奏を観、聴き、お目当てのバンドの演奏に満足行き、最後はややポリティカルで何と評して良いかわからない演奏でライブは終了と相成った。どのバンドもモラトリアムを抜け切れない、抜けたくない、僕は私は他者とは違うんだというロックやパンクに本来あるべき精神を持ち合わせていて、3年ぐらい前の何事も受け容れないような擦れに擦れていた僕ならば、きっと何も感じなかっただろうが、今は違う。社会に出て、改めてそういった思いを取り戻しつつあって、うんうんと思う節も度々出てきたぐらいである。
 ライブというものに久しく足が遠のいていたこともあってか、新鮮な気持ちで観ることが出来、「あっバンドって良いな。僕もバンドとか組みたいな。それで女の子に黄色い声援を浴びせられたり、いんぐりもんぐりしたり〜」というようなことは決して思っていないのだが、そういった感情が僅かながらに芽生えないこともなかった。つまりはバンドをやりたくなったわけである。しかしギターのコードを押さえるぐらいしか出来ない僕がバンドをやりたい等とほざくことは「当方キーホルダー集め、それ以外のメンバー募集。絶対プロ志向!!」ぐらい愚かなことを映画秘宝宛てに送るぐらいそれは愚かしいことなのである。ま、だから僕は観るよ。観るのだけでも楽しいもの。年末の筋肉少女帯復活ライブが生きてく糧。

超人計画 (角川文庫)

超人計画 (角川文庫)

エッセイで正に感じさせられたが、この人はきっと気が違った人なのだと思う。脳内彼女とのやり取りで話は進んでいくのだが、小説家だからこういったことが出来るのか、それともこの人が特別に特殊な人間だから出来るのか。いかにして生身の女性彼女を作るか、がこの本の本質であり、目標であるが、その大部分は部屋の中、地元の駅周辺でしか進行していかない。彼の作品は、アニメ化なんてするべきではない。そんなことしたら余計な収入が増えて、彼は今以上に文章を書かなくなってしまう。だから彼にはやや貧しい生活をさせるべきだと思う。

日記

 2回目の同期飲みというのですか?大いに盛り上がった。僕の中で「サブカル君」という仇名の彼は仕事が忙しいとのことなので、1時間遅れの登場となった。やはり主役は遅れてやってくるものだ。最初の1時間、僕はちょこちょこと他の方々と会話を交わした。彼が来てからは、彼の話がとても面白いので、そちらへと耳を傾けざるを得なかった。「ホラ、俺等ってアレじゃん?まあマスコミじゃん?だから、ホラ、忙しいよねやっぱり。アイドルとかそういった事務所の方々との交流とかが、ホラ、特に俺なんて他の部署に比べてもアレじゃない?そう、忙しいじゃない?」。実際はそんな高飛車な物言いはしていないのだが、そういったニュアンスでの喋り口だし、そう伝わってきた、僕には。実際、彼は忙しい。そして、確かにマスコミの端くれではある。しかし、それを「ホラ、俺等ってアレじゃん?マスコミ的な何かで、もうギロッポンでシースーですよ」と。いや、実際にそんな物言いは勿論しないし、ましたや「シースー」なんて言うわけがないし、万が一そんなことを口にしたら頭からビールをかけてやるのだが、そういったニュアンスでの言い回しであったので、僕は思わず含み笑いをし、「やっぱり君のところは忙しいよね。本当お疲れ様です。全く以って御見逸れするしかないです」といった内容のことを言うと、仕事の疲れがちょっぴり癒された、というような笑顔を浮かべてくれるので、僕は彼が来てからの数時間は時々、彼の言ったことに相槌を打つことに終始した。非常に楽しいひと時であった。心残りは、彼がどんな音楽を聴いて、どんな本や漫画を読むのか、今回も聞くことが出来なかったことだ。次回は必ずやそれを知りたいと思う。しかし彼以外の2人よ、水嶋ヒロが会社に来たのなら僕に知らせておくれよ。凄く謙虚な方だったというじゃないか。実に惜しい。これもまた「ホラ、俺等ってアレじゃん?まあマスコミじゃん?だから、ホラ、忙しいよねやっぱり。アイドルとかそういった事務所の方々との交流とかが」的な物言いになってしまい非常に自己嫌悪に陥るが、そこはどうにも抑えられないわけだ。嗚呼、口惜しい。

日記

 実はミサイルの一発は日本の何処かに着弾していて、政府もマスコミもそのことを知ってはいるのだけど、公になってしまうと日本中がパニックに陥り、朝鮮人への粛清が始まってしまうのを恐れ、大衆には知らせていないのではないかと勘繰ってしまう。東北か北海道の、ある小さな村にミサイルが落ち、その情報を封鎖しようと自衛隊や米軍がその村を隣接する他の地域と隔絶していたとしたら。きっと中では餓死者が出、暴動が起き、単純に力の強い者が牛耳る、原始的な社会が生じるだろう。体力の弱い老人は次々に力尽き、気付くと残った者は、20歳未満の幼児から青年まで。そう、ここでは20歳を超えると生きながらえないのだ。外界から隔絶されたその町は20歳未満しか生きられない都市「未満都市」と呼ばれるように……。今まさに、日本の何処かにそんな町があると思うと心が痛んでならない。誰かドラマ化して欲しい。主演はKinKi Kids辺りが良い。
 さて、現実社会に目を向けてみたい。「俺のテポドンを喰らえ」という下ネタが日本中で流行ってくれたら、僕は「やっぱり日本人で良かった」と思えるだろう。「もっと日本にいたい」って思うだろう。だから「俺のテポドンを喰らえ」という下ネタを色んなところで遣っていきたい。あっ、「俺のテポドンは米軍施設並みだ」もなかなか良いな。そんな社会の形成を望む。

音楽

恋のウルトラ大作戦

恋のウルトラ大作戦

今更ながら、すかんち初体験。中学生、高校生男児の淡い恋心を唄った曲だらけで、思春期にこれを聴いていたら悶々として、布団をゴロゴロを転げまわったりするんだろうなあ、と思う。ただやはりそこはローリーであって、ただでは終わらない。さすが覚醒剤で逮捕された人が従兄弟にいるだけある。ボヘミアンラプソディにインスパイアされたような曲なんかも入っていて、セカンドアルバムも聴いてみようと思わされた。

日記

 雨が降らなかったら行く、と決めてたからまた行ってしまいました。テレビか雑誌で観たことある顔のおじさんがいたけど、何関係の人だったか、名前の断片すら思い出せなかったので、それぐらいの人なのかも知れない。社会的に地位のある人だとは思うけど。それよりも隣り合わせた僕よりちょっと年上の方々とLaputaの話を少し(僕もよくは知らないので本当に少し)出来たのが印象深い。