日記

都議選参加、と。
絶望的だった。
8000人いるはずだろ。それなのにどうして600人なんだよ。どうして15%なんだよ。俺が投票に行った午後3時の段階で有権者8000人に対し、投票者たったの600人。投票率僅かに15%。嗚呼情けない。
あなた方は何故放棄する。何故折角勝ち取った権利を蔑ろにする。行くべきなんだよ。投票には行くべきなんだよ。少しでも今の社会に問題意識を持っている人間は行くべきなんだよ。
例えば領土問題。台湾や中華人民共和国が何故だか資源があるとわかってから領有を主張し出した沖ノ鳥島。その沖ノ鳥島は東京都に属する。日本の資源を守るのには東京の政治がしっかりしなければならないのだ。それに宗教法人が政党立ち上げて良いの?ってこと。別に何処の政党がどうだとは全く言っていませんよ。それに疑問を持っているのなら投票に行くべきなんだよ。
中途半端に社会に対して政治的な歌や詩や小説を叫ぶ中途半端なアーティスト気取りはちゃんと投票に行ったのか、と。ただ歌詞をシャウトするだけじゃあ何にもならねぇぜ。そして一番俺が言いたいのは……雇用とか雇用とかだよ……。雇用してくれよ……。さっきからちょっと格好付けてポリティカルなことを書いてみたけど要するに俺の言いたいことは俺を雇用してくれということなんだよ。勿論領土問題なんかはとても大切だ。領土問題が松阪牛だとしたら俺の雇用問題(以下:俺雇問題)豚に寄生する虫ぐらいの差があるよ。小さな問題だよ。だけど困るんだろ?フリーターやニートが増えると国は、自治体は困るんだろ?だったら、な?わかるじゃん?ほら、俺投票したし。俺雇問題何とかしてくれよ。でも待てよ……?
「投票したから何とかしてくれ」
みたいな要求は公職選挙法とかに抵触(最初「定職」と変換された)するんではないか?やっぱり止めとこう……。自分で何とかしよう……。何とかなんねぇんだよ……。「神に祈りましょう」といった国王に、「いねぇんだよ……その神が……」と呟くクリリンの心境、面持ちで。



話は全く変わるが以前から構想していた小説のプロットが出来上がってきたので忘れないようにここにメモしておこう。アドバイスもどしどし受け付けます。

 何となく来る日来る日を過ごす中学3年生。だけど彼には夢があった。それは映画監督になること。その夢を叶える第一歩は映画研究会のある高校に入ること。だけど今の成績ではとても手が届きそうもない。
 そんなある日の放課後、少年は受験勉強の気晴らしに学校で一番好きな場所に向かう。階段を昇り重い扉を開ける。眼前には柔らかく、だけど力強いオレンジ色の夕日が広がる――はずだったのに目の前には少女、そしていちご柄のパンツ。ちょうど吹いてきた風でスカートが捲れたのであろう。いちごパンツの少女は真っ赤になった顔を両手で覆い、少年を押し退け足早に階下に走っていく。暫くの放心状態からようやく解放された少年は思う。「あんなに可愛らしいコがうちの学校にいたなんて……」。
 少女の立っていた場所には1冊のノートが落ちていた。慌てて立ち去ったから落としたことに気付かなかったのだろう。少年はそのノートを拾い上げて夕日を見る。その表情は何故か険しい。それは夕日が眩しいからだけではない。

これが序章。自分でいうのも難だが、とてもオリジナリティに溢れた作品になると思う。書いているうちにこれのストーリーは小説というよりも漫画に向いている気がしてきた。漫画の原作者に向いているのだろうな、僕は。是非とも僕の愛読誌であるジャンプで連載をしたい。漫画は可愛らしい女性を描く桂正和先生か河下水希先生にお願いしたい。って長い時間をかけて俺は何をやってるんだ……orz



今日生きていて良かったこと。
・TBSの報道特集でやっていた「ザイン」とかいうカルト団体のイベント。その最も偉い人が乾杯の音頭を取る時に「今日の合言葉。ジンギスカーン!」とシャウトして乾杯してたこと。信者(最早既に被害者)の皆様方も「ジンギスカーン!」と呼応していたこと。
日曜の夕方にこれだけ笑ったのは生まれて初めてかも知れない。