映画

フォーガットン

「『シックスセンス』以来、最も衝撃的なスリラー」
というキャッチフレーズが公式サイトに、予告編に。確か今年の初めにアメリカで公開されて、かなりの興行成績を上げ、僕は早く日本で公開してくれないかと結構楽しみにしていたのである。そして観に行ったのでした。
飛行機事故で最愛の息子を失った母親、ジュリアン・ムーア。ある日親子3人で写っていたはずの写真から息子の姿だけが消えている。夫は最初から子どもなんていないと言う。周囲の人間も彼女に入院を勧めだす始末。図書館で飛行機事故の新聞記事を探してみても見つからない。でも彼女にはハッキリと子どもの記憶がある。9年分の記憶が。一体何が起こっているのだろう?僕は早く結末が知りたくて堪らなくなる。ここからどうやってオチに持って行くのか。ジュリアン・ムーアには本当に子どもがいる、という話の進め方だからジュリアン・ムーアの精神病オチということはまず無いであろう。周囲の人間の記憶を消し、新聞を書き換え、国家安全保障局までが動き出す始末。国ぐるみで一体何を?益々結末が早く知りたくなってくる。
って何だこれは?このオチは?阿呆だ。阿呆過ぎる。「夢オチ」「死にオチ」「涙で生き返るオチ」「実は幽霊は自分でしたオチ」に次ぐ素晴らしいオチじゃないか!「実は幽霊は自分でしたオチ」はそんなに好きではないのだけれども。こんなことがあって良いのか?監督はきっと高橋留美子ファン、若しくはやなせたかしファンなのだろう。そうじゃなきゃこんなこと出来ないよ。CGってあんまり好きじゃないけどこんなに面白いことをしてくれるのなら大歓迎だ。あんまり言うとネタバレになってしまうから控えます。


どうしてもオチが知りたいという方は
フォーガットン」「ズバコーーン」でググってみるべし。

あと、はてなTシャツ欲しい!