映画

タナカヒロシのすべて o.s.t

タナカヒロシのすべて o.s.t

プライドが高過ぎる。自分には特別な何かがあると思い続けたまま大人になってしまった。そんな人間がタナカヒロシ。だから周りの人間が自分よりも下に見える。そんな時が僕にもありました。今もちょっとありますし。殆んどの人間が思春期に抱いた感情なのではなかろうか。自分には何かある、何か出来ると思ってしまう。全く人間の、というか中高生の思考はどうなっているんだろうか。自分に才能があると思ってしまうから親が阿呆に映ってしまって反発してしまうのだろうか。タナカヒロシ、心を開くのが遅過ぎた。あと10年早かったならばこんな事態にはならなかったろうに。と、映画の中の人物に「たら・れば」を言ってもどうしようもないな。ただこのタナカヒロシにモデルがいたなんてと思うと滑稽であるよなあ。親族がバタバタと他界してしまった人が監督の知り合いにいたらしい。何とも。
と映画批評をしてみたのだが。LiLiCoって何であんなにチヤホヤされてるの?