日記

 以前ここに記したように某出版社の面接を受けに行く。何と僕一人に対して4人の編集長さんからの面接。憧れの雑誌の編集長さんが目の前に・・・・・・。僕はまだ学生なのでアルバイトとしての採用になるらしい。アルバイト・・・・・・。契約社員を期待して臨んだ応募だったのだがアルバイト。
 面接は会話のように進んでいった。普段読む雑誌、やりたい企画なんかを聞かれ、更に今の○○という雑誌をどう思うかなんかも聞かれた。時々編集長の方々も笑ってくれて悪い印象はさほど与えなかったように思う。思うのだが。約1時間。終始緊張しっ放しであった。結果は1ヵ月後に出るとか出ないとか。
 その後何故か新宿の雀荘に行き麻雀。2時間程打ってちょっと勝ち。麻雀って勝つと楽しいけど負けると本当凹みます。アカギは凄い精神力の持ち主なのだな、と麻雀をやってみて初めて実感します。しかし昨日は買って良かった。
 所属するサークルの追い出しコンパ。通称追いコン。普段とは趣の違う些か高級な場所で催されるらしい。何と言っても会費が4500円。きっと酒はロマネコンティ、食べ物は世界三大珍味にフカヒレ、鮑、燕の巣(しかも血燕)のオンパレードに違いない。やった。そんな高級な物生まれて初めて食べるぞ。嗚呼楽しみだなあ。
 違うじゃん。(脳内の)話と違うじゃん。確かに普段よりちょっぴり良い食べ物や飲み物だけどロマネコンティもフォアグラも燕の巣のスープ(しかも血燕)が無いじゃん。そうかそうだわな。だって普段よりちょっと高いぐらいだものな。嗚呼勘違い勘違い。俺の馬鹿野郎。俺なんて死んじゃえば良いんだ。何やってんだかこの勘違い男。
 しかしながら本題は食べ物飲み物ではないのだ。今日はお世話になった卒業生の皆様方とのお別れの会なのだ。気持ち良く卒業生の方々を送り出そうではないか。と、気付くといつも通りの飲み会になっていたわけだ。いつも通りが良いに決まってる。「俺等っていつもこんな感じだったよね〜ゲヒゲヒ」。こんな雰囲気が良いのさ。
 二次会は居酒屋で。何ともな先輩方のテーブルに座り女性ファッション誌のセックス特集を肴に議論を交わしたり必死に取り入れようとしたり。あと1週間で社会人になるとは思えないレベルの低さ、この会話。でもそれが楽しいわけなのだなあ。
 何故か居酒屋を抜け出しカラオケに行く。今考えれば何故そんなことを?と思ってしまう行動であり衝動であった。声の限りにシャウト。ラーメンを食べて帰宅。風呂に入り、歯を磨いて昏倒。