説明会

人生で初めて企業の説明会なるものに参加してきた。
学校が主催するもので、
これからの2週間の間に百数十の企業が我々学生に会社のプレゼンテーション&質疑応答。
企業と学生のコール&レスポンス。
コール&レスポンスが成立すれば大成功。学校はしめしめと思うのである。
今日僕が説明を受けたのはぴあ株式会社。
ぴあには特別な思いは無かったが出版というものに興味があるので久々に午前中に起床して学校へ。
プレゼンをする方が2人おり、両者ともうら若き女性であった。
彼女らが説明をするぴあ株式会社は非常に社風が良さそうで皆が和気藹々と仕事を、日常を楽しんでいる、という印象であった。
これから入社してくるかも知れない人間に向かって自社の厭な面は普通言わないだろうが。
しかしながら女性、しかもうら若き。
何だろう。
落ち着いているのだがちょっとキャピキャピとているようなしていないような。
仕事を、人生を謳歌しているから内面から自然と輝きが〜、何て推察した人、それはきっと間違いだ。
きっとぴあは最初からそういう人材を選りすぐっているのだ。
だからもう僕は消えてしまいたいと思いました。


それにしても質問をする学生は何故皆質問の頭に
「貴重なお話ありがとうございました」と付けるのだろうか。
最初の3人ぐらいならわかるよ。
しかしながら8人目とかまでが
「貴重なお話ありがとうございました」なんて。
もう会場中の学生がプレゼンをしてくれたぴあの方にありがとうありがとうと感謝しているのは学生の我々もぴあの社員の方も承知しているはずだ。
それなのに
「貴重なお話ありがとうございました」なんて。
僕は、私はちゃんと感謝しているよ、というポーズだろ。
わかってんだぞ。


そう……わかってんだよ、俺が間違ってるってこと……。