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オーシャンズ 12 特別版 (初回限定 BOX仕様) [DVD]

オーシャンズ 12 特別版 (初回限定 BOX仕様) [DVD]

ガキの使い〜』で「オーシャンズ1」〜「オーシャンズ10」の話を教えて下さい。
なんていう2ちゃんネタが出てきたのには驚いた。


とにかく
オーシャンズ11。面白いなぁ、って高校生の僕は感じたからオーシャンズ12も観に行った。


毎月1日は映画1000円の日。
それにしても混み過ぎだろ。平日の15時だぞ。
何故親子連れとか小学生がいるんだ?
哀しかったのはお父さんが凄く多いこと。
映画なんて観てないで働いて欲しい。働けない理由があるのだろうか。
それともあそこに居たお父さん達は美容師なのだろうか。
あと皆キャラメルポップコーン食べ過ぎ。
僕の両隣が喰ってたからな。カスがこっちに転がってくる。
だからついそのカスを口に運ぼうとしちゃう。
一応プライドがあるからやらないけど。
シネコン中にキャラメルのいい匂いが充満しててつい食べたくなるのはわかる。
僕も食べたいです。
でも僕、否、俺、メリケンじゃあねぇ。
キャラメルポップコーンにコーラなんていずれインスリン注射の世話になるんだゼ。
もし俺にキャラメルポップコーンとコーラのバリューセットを買う金があったら、
ドリンクはコーラじゃなくて烏龍茶にするね。しかもシネコンの外の薬局でペットボトルを買うゼ。
「俺(私)が糖尿病にかかる頃には特効薬が開発されてるよ」
とか言うんだろ?
でもな、俺の高校の友人のお父さんも
「俺が禿げる頃には毛生え薬が開発されてるはずだ」
って思ってたんだぞ。今すっごい禿げてるんだぞ。
だから糖尿病になる前にそのキャラメルポップコーンを僕に半分ください。


はぁ…。


そんなこんなでオーシャンズ12
反則。
こんなやり方が許されるんだったらこれから作られる映画は一体全体どうなっちゃうんだよ。
ハリウッド映画界にいない僕ですらそんな不安に駆られる。
きっとこれまでの映画でもオーシャンズ12と同様の反則技を取り入れてる映画もあったろう。
でもこんなメジャーな映画では無かったはずだ。僕が知らないだけで他にもあるだろうけど。
誰かこんな反則技を使ってる映画があったら教えて下さい。
ストーリーは
「また泥棒しなくちゃならなくなったな。よぅしやるか。うわぁ、ピンチだ。
行くゼ。うわぁ、またピンチだ。今度こそ!→大団円」
という感じだろうか。所謂ハリウッドムービー。
でもオーシャンズ11の方が手に汗握って観れたな。
高校生だった頃の感性と今の感性が違うというのもあるのだろうけど。
オーシャンズ12には必然性というものが見られない。
「続編作るから何とかアイディア搾り出して」。
みたいなことをプロデューサーに言われた監督、脚本家が搾り出したのがオーシャンズ12なのだろう。
それであんな反則技を泣く泣く使ったのだ。
それとも
「おっ、その案良いねぇ。絶対ウケるよ。ガッハッハッハ」
みたいな感じで反則技を繰り出したのだろうか。
だったらちょっと哀しい。


と、まあ。なかなかどうして解せない感じが残った映画でした。
中の下ぐらいの面白さでした。オーシャンズ11は上の下。
ただ音楽は凄く格好良い。
あと「3日後」とかの場面の切り替わる時に出てくる文字のフォントが格好良い。
オープニングの牧歌的な感じも格好良い。
何だ、結構格好良いじゃあないか。
僕はハリウッド映画を面白くないと言って歌舞きたいだけなのか?