中野

中野ブロードウェイに久々に。
目的は以前食玩で出てた密教曼荼羅
密教曼荼羅なんていう魅惑的な食玩が出ていることに気付いたのはもう店頭から姿を消してからであった。
何としても欲しい、曼荼羅にもの凄い魅力を感じるのだ。
格好良い。部屋に本物の曼荼羅を置きたい。高いから無理だけど。レプリカでも良いから置きたいものだ。


話は戻ってブロードウェイ。
ぐるりと一周してから食玩等を扱う店へ。
セットで1300円という良心的値段に非常に満足のいく買物が出来た。
こうやって部屋にまた無駄な物が増えていく。
曼荼羅は無駄ではないか。
それにしても地震が起きたら凄い厭な気分になるのだろう。色々崩れて。


ブロードウェイに行くと目移りする。
無駄な金を使ってしまう。
タコシェにて先日復刻された日野日出志の『地獄の子守唄』を手に取るも1600円という価格に閉口。
財布に余裕のある時に買おう。
他にも欲しい本やら何やらが。
面白Tシャツ屋さんに
「オレだよ、オレオレ」
というプリントのTシャツがあったので是非誰か着れば良いと思う。
僕は厭だけど。
他にも中古の撮影機材が目に入り、購買衝動に駆られるもそんな金は僕の世界には無し。
金が無いというのはとても虚しいことなのだなぁ、なんて悲嘆。
しかしながら金に執着する生き方も虚しいことよ、なんて再び悲嘆。
じゃあ一体どうやって生きていけば良いのだろうか。
少しの金とそれよりも少し多い愛があればハッピーさ、なんて。
だが少しの金はそれなりの金であって、さらばそれよりも少し多い愛なんてのはかなりの愛になる。
やっぱり金か。因果な社会になってしまったものだ。
そんな社会になったのも高度経済成長、そしてそれを促した政府のせいである。
よーし、これからの人生、俺は私は打倒政府を掲げて活動していくぞ。
そしてこの俺が私が国中の、否、世界中の全ての人間、更には有機物全てが幸せに暮らせるユートピアを創るんだ。
それにはまずマルクス資本論を読まなくてはな。
そして次には共産党宣言だ。ブックオフ共産党宣言が売っているだろうか?


という思慮に耽る阿呆、この俺この私。
嗚呼死にたい。死にたいと思った時が死ぬ時か。
じゃあ俺は私は何百遍と死んでいるよなぁ、なんて三度悲嘆。


ブロードウェイ恐るべし。俺に私に三度も悲嘆なる感情を与えるとは。
それでも僕は来週にもまた行くことになるでしょう。
説明会があるから。中野付近で。