本、ラッシュ

熊の場所 (講談社ノベルス)

熊の場所 (講談社ノベルス)

3つの話が収録されていました。
僕は3つ目の話が好きでした。
好き、というか「下らねぇな、クックック」と笑ってしまったのです。
1つ目の話は教訓めいていて、なるほどな、と少し感心しました。
2つ目の話は今までの舞城王太郎節って感じました。
3つ目の話はきっと一人ごっつを観てから思いついたんだと思います。
でも一人ごっつのあの1つのネタから小説に昇華出来るというのが凄いよ、と思います。
でもそれぐらい、1つの些細な出来事から感じたことをその人独自の視点で著していかなければならないのだろうな、と思います。

何だかんだと (角川文庫)

何だかんだと (角川文庫)

みうらじゅんの解説がジーンときました。
ナンシー関さんがまだ生きていたら今年のテレビはキツかっただろうなぁ。
観たくも無いのに観なけりゃならない番組が多かったろうなぁ。
細木数子、韓流、お笑いブーム、島田紳助。今思いつくだけでもつらつら出てくる。
ナンシー関さんが生きてたら何て言うのだろうなぁ、って思います。

六枚のとんかつ (講談社文庫)

六枚のとんかつ (講談社文庫)

メフィスト賞はジャンルに捉われない賞なんだということを解説を読んで知りました。
あとこの作者の蘇部さんは結構年いってるんだなぁ、って思いました。