躍動感

町田康グループvs特撮
日本ロック史に名を残すこと請け合いのロッカーの集いが恵比寿リキッドルームにて行われた。
恵比寿には2年近く前にゆらゆら帝国を観に行った以来であり、お洒落・カフェーが濫立。
カフェーの飽和状態といっても過言ではなかった。
恵比寿にこれ以上のカフェーを作ろうとする者は失礼ながら阿呆である、馬鹿である。
新宿から恵比寿に移転したリキッドルームの所在がわからない。
我々は東奔西走した。5人ぐらいには道を尋ねただろうか。不動産店にもリキッドルームの所在を尋ねたが釈然としない。
これは恵比寿リキッドルームが地域に浸透しておらず、リキッドルームの広告戦略不足、マーケティング不足である。
我々はそのリキッドルームの姿勢に憤慨したし、地域のことを把握しきれていない不動産店にも少しく憤りを覚えた。
最終的にはコンビニの、低賃金で雇われている、言葉も覚束無い、異国の男方に場所を教えてもらえた。
ようやく辿り着いたリキッドルームは綺麗でお洒落でライヴハウスという感が無かった。
これが次世代のライヴハウスなのであろうか。それをリキッドルームは親切にも我々に提唱してくれているのであろうか。
ライヴは素晴らしかったよ。特撮の、大槻ケンヂの歌詞忘れは昨今稀に見る酷さであったが。
やはりパンク歌手町田康は今も健在であり、シャウト、咆哮は僕の胸に届き、彼のシャウトに倣い僕もシャウト&腕を振り上げた。
それにしても町田康グループのギターはJに似ている。
一瞬Jかと思わせる素振りも見られるがJ程の悪さ、はなく。もとより彼はベースを弾いてはいないのだ。