洋画

グッバイ、レーニン! [DVD]

グッバイ、レーニン! [DVD]

モヤモヤしてるくせに何映画観てるんだと、思われるかも知れませんが…。
映画館で映画を観てる時間、一人じゃないと思えるのでモヤモヤが薄れる。
映画館の企画で安く観れるということで観る。

舞台は冷戦終息間近の東ドイツ
ゴリゴリの社会主義礼賛者である母親が心臓発作で意識不明となる。
その間に壁が崩壊、ドイツ統一
意識を取り戻した母親にショックを与えまいと息子が周りの人を巻き込み母親に東ドイツ崩壊を感付かせないように奮闘する。
コメディ+ヒューマンストーリー。
統一後に息子がガールフレンドとデートするクラブで演奏しているバンドが気になる。
スリップノット+マリリンマンソンみたいなテイスト。
そこが劇中2,3番目に気になるシーン。
1番は外に出た母親がヘリで運ばれるレーニン像と擦れ違うシーン。
笑いと哀しみが同時に込み上げる不思議なシーン。
あとはオープニングが格好良い。
全体を通して綺麗にまとまっててなかなか面白い映画だった。
でもやはり映画が終わるとモヤモヤがブシュウと噴き出して僕の心を覆ってくる。